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超常学園 第6話

お久しぶりです。
は~…なんだかんだですっかり遅くなっちゃいました。
前回の内容忘れられてるのでは無いだろうかと不安になりつつ…ようやく公開です^^

待たせてしまって本当に申し訳ありませんでした<O>

ではでは、はじまりまじまり~


超常学園―――

そこは一見、普通の私立学校。

広大な敷地があり、寮もある。そして生徒が伸び伸びと過ごせるよう、校風は自由。


しかし
この学園には裏の顔がある。
ここに通う生徒、実にその50%は―――特殊な能力を持つ者
それこそ超能力者から、魔術士、巫女、果ては人外の者まで…


これは、そんなとんでもない学園でも
特に数奇な運命を辿った者達の物語である―――


超常学園
エピソードナンバー⑥ 『箱入り娘と機械人形』


超常学園の、ある日の夜―――

「はっ…はっ…はっ…はっ!」

時刻は午後7時半過ぎ。
ほとんどの生徒は下校し終わり、寮に帰宅している時間なのだが
1人の生徒が、森の合間を貫くように敷かれた通学路を走っていた

中等部2年C組の生徒、流理 涼子(るり りょうこ)。
運動部に所属している少女で、まごうことなき人間。一般人だ。
今日はたまたま部活の片付け当番で、しかも思った以上に手間取り
結果、こんな時間に帰る運びとなったのだが―――それはともかく

夜空には三日月、両脇の街灯がぼんやりと明かりを発し、レンガ舗装の道を照らしている
左右の森が持つ自然の雰囲気を壊さず、なかなか風情のある景観なのだが
今の彼女に、それを堪能する余裕はない
なぜならこの疾走は、単に運動部だからではなく
獲物が、捕食者から逃げ延びるための走りだから
―――逃げなきゃ…ヤバい。
そんな恐怖から来る走り。
運動部に所属している故か、その走りはそこらの男子よりも速い。
けれど、捕食者も尋常なものではなかった。
「っ…!?」
涼子の横から影が走る。
とっさに避けたはいいが転んでしまい、視界には捕食者の姿が映る。
捕食者は、
「やっと追いついた…」
少女の姿をしていたが
「あ…いや……」
黒い皮膜の翼を背に生やし
「もう…逃がさないよ」
黒い羊のような角を頭に生えさせ
「やめて…助けて…」
黒い尻尾をお尻から生やした
「ふふ…えいっ♪」
―――悪魔だった。
「ぃ…いやあぁぁーーーっ!」

夜空にに響いたのは、少女の悲鳴
そして、
『ギュムッ』と、何かを圧して潰すかのような音だった―――




一夜明けた―――翌日
冬の身を切るような風が校舎の窓を微かに揺らし
季節は、厳しい寒さがくる時期の到来をシミジミと感じさせる雰囲気になって来た
教室には、エアコンが設置されているが
先生が来るまでは暖房をいれてはいけない規則があるので
ホームルーム前である2年C組の教室は、いささか寒くなっている。
寒くなっているのだが…
「みんな~!おっはよ~っ♪」
「おはよーアオイちゃん」
「寒いのに元気だねぇ…」
教室に入るなり威勢の良い声で挨拶する、アオイ
返事をした友達の女子が、カイロやポケットで手を摺り合わせるのに対し
アオイは、寒がる素振りがかけらも無い
不老不死の吸血鬼にとっては、ある程度の寒さはへっちゃらなのだろう
気化冷凍法なんて習得してるのもその耐寒性ゆえなのかもしれない
それに対して、
同じクラスにいる人狼―――ロウガはと言うと、
「ロウガもおっはよう♪」
「………………おはよう」
席に座って背を丸めていた、
両手はブレザーのポケットの中に入れたままで、
中のカイロを、力いっぱい握り締めている
…どっからどうみても寒がっている。
「ロウガって本当寒がりだよね~、犬なのに」
「狼だっ!……それよか、早く暖房をつけて欲しい」
プルプル小刻みに震えるロウガを、アオイはクスリと笑って見つめたのであった
そして、ちょうどその時―――
ガラガラ~と音を立てて、教室の前の扉が開いた
「皆さん、席に着いて下さい。ホームルームをはじめます!」
担任の相川美鈴先生が御到着となられ
雑談していた生徒達が席に戻って行く
それを見届けつつ、相川先生は壁に設置されたエアコンのスイッチを入れた
寒い寒~い廊下を通って来たので、要は彼女も暖まりたいのだ
壁のリモコンのスイッチを押せば、『ピッ!』と電子音が鳴り
エアコンがダクトをゆっくりと開いて、中から暖かな熱風を吐き出し始めた
「はぁ…暖かいです………あ、いけないいけない」
気持ちの良い熱風に、少しの間だけ恍惚とした表情をした相川先生だったが
気を取り直して、教卓の前に立ち、朝の挨拶
「皆さん、おはようございます!」
「「「おはようございます!」」」
威勢よい声、ぼそりと呟くような声、しとやかな声が入り混じった返事が返って来て
朝のホームルームは始まった
「では出席をとります。出席番号1番、アオイちゃん」
「はーい♪」
「出席番号2番、赤坂レンちゃん」
「はいよ~」
トントン拍子に進む出席確認。
最初からしばらくの間は、遅刻欠席なく順当に返事が返って来た
ところが…出席番号が終盤にさしかかった頃
「出席番号35番、流理涼子さん」
依然と、相川先生の凜とした声が変わらず教室に響く
だが、肝心要のものが
生徒からの返事が、全く来ない
「涼子ちゃん…?」
彼女の席の方を仰ぎ見て見れば―――
空っぽ。もぬけの空。
誰もいなーい。
「欠席…でしょうか?連絡は無かったんですけど…。
誰か、涼子ちゃんから言付けとかを貰ってる子はいませんか?」
そう言って、教室を見回すも
答える者は皆無…
彼女と仲の良い友達も、首を傾げるばかりだ
「ふぅむ…心配です…」
「先生!急がないと一時間目の授業がはじまるッスよ!」
「あっ、そ、そうね…
涼子ちゃんの事は追って調べるとしましょう
次は…出席番号36番、若葉モエさん」
「はぁ~い」

その後、とりあえず流理涼子以外の欠席者はおらず
各種連絡も済んでホームルームは終了となった

それから一時限目も終わった後の、休み時間―――
アオイは、クラスの中でも比較的仲が良い女友達2人と、雑談をしていた
話題は、本日欠席の流理涼子について
「涼子ちゃん、どうしたんだろ?」
「風邪かなぁ~?」
「昨日は部活で元気に走り回ってたから、それはないね」
アオイの投げかけに対して
ポヤポヤした口調で返したのが、女友達その1こと若葉モエ。
ビシッと指摘したのが、女友達その2こと赤坂レン。
「そう言えばレンちゃん、涼子ちゃんの携帯の番号とメアド知ってるよね?」
「メールは送った。電話もしてみたけど…電源入ってないか圏外だってさ」
「まるで神隠しだねぇ~」
「おいおい、冗談はよし子さんだよ」
「私、よし子じゃないよ~モエだよ~」
―――神隠し…
そのフレーズを聞いたアオイの中に、徐々にある思考が凝固していく
この事件のおおよその、見当―――
『もしかしたら…逃げ出した倉庫の魔物の仕業かも?』
そう思い当たった瞬間、アオイは踵を返した
「アオイちゃ~ん?」
「ちょっとゴメン、ロウガに話したい事ができたの」
「やれやれ、朝っぱらからアタックでもかけるのかい?」
「そんなとこだよ♪」
そう言い残し、トテトテとロウガの席へ向かう
が、肝心の彼は席についてない
どこへ―――と、視線を巡らせる。
いた。
「………………暖かい」
教室前にあるストーブの手前に座り込んで、暖をとっていた。
表情も朗らかなものだ。
アオイはすかさず、その後ろに歩み寄った。
「ローウガ♪」
「なんだ」
声をかけられ、一気に憮然とした表情になるロウガ
それはさておき
「実は…」
アオイは、雑談から得た情報をかいつまんで伝える
涼子が昨日の部活までは居たことや
携帯がつながらないこと等…
「ロウガは、どう思う?」
それらをひっくるめて、意見を仰ぐ
対するロウガは逡巡した後―――
「さあな」
「さ、さぁなって…」
「おおかた風邪でもひいたんだろう。関係あるまい」
余りに、いつも以上に、そっけない返答だった。
口では言わないが、『今はそんな事より、暖まるのに忙しいんだ』と
ストーブ前から微動だにしようとしない態度がそう告げていた
その、半分無視されている対応が癪に触ったアオイは―――
「……………えいっ」
背中を『ちょいっ』と押した
「うぉ!?」
両膝を折って座り、かつ完全に油断していた彼は
いともたやすくバランスを崩し―――
反射的に、前方にあった物へ右手をついた
前方にあった……ストーブに
「あつっ!!!」
『ジュッ』と言う音と共に
ロウガは背後に向かってひっくり返り
「ぐぉっ!?」
床に後頭部を強かに打ちつけ、
「くぉぉぉぉ……」
頭と右手を抱えて悶絶した
「ぷっ…あはははははははははははははははははははは♪」
腹を抱えて爆笑するアオイ
まるで壊れたオモチャになったかのように笑う彼女に対し
ロウガは不機嫌な顔で
「笑うな…」
と呟くしかなかった


次の休み時間―――


「…っと言うわけでロウガはヘソを曲げちゃって、火傷を理由に保健室でふて寝しちゃいましたとさ。チャンチャン」
「チャンチャンじゃないわよ!と言うかそれ言うためだけにこっち来た訳!?」
ここは2年D組。
隣の教室からやって来たアオイは、メリッサに事の顛末を話していた
まぁ、もちろんノロケ話だけが目的ではない
「実は、これこれしかじかって訳で…うちのクラスの子が心配なの」
「ふぅん…これこれしかじかって便利よねーこれだけでおおよそわかっちゃうんだから…エフンエフン!
ま、そう言う事なら手を貸してやらなくもないけどー」
「本当!?」
と、目を輝かせるアオイ
だがメリッサは『ビシィッ!』と人差し指をアオイに突きつけ、ひとつことわりを入れた
「でも!別にあんたを認めた訳じゃないわよ!ただ…退魔士として、そう言う事件はほっとけないわ」
「ありがとう!メリッサちゃ~ん♪」
次の瞬間、アオイはどっかの怪盗ル●ン3世の如くダイブし、
『ひっし!』と擬音がするくらい、力強く彼女を抱き締めた
「こ、こら抱き付かないでよ!」
アオイの全身を使った愛情表情にメリッサは戸惑い、ジタバタもがき暴れるのだが
そこは吸血鬼、一度捕まえた獲物は離さない。拘束なら自身ありだ。
それこそ魔法を使ったものから、人体の構造を把握してのホールディングまで
やったことは無いが、関節技(サブミション)も予備知識としてもってたりするから侮れない。
「?」
と、
不意にアオイは強い視線を感じた。しかもこちらに向けられている。
その方向を見てみれば、
「………………………」
赤いショートヘアーの女子生徒が、こちらをじーっと見つめている
別に睨んでるという訳ではないのだ、むしろその逆、全くの無表情でこちらを見つめている。
メリッサが騒いでいるので、他にも2人を見ている生徒はいるのだが、
彼らはそれぞれ笑ってたり、ちょっと迷惑そうな顔をしてたり、苦笑いを浮かべてたりする。
それに反して、赤い髪の少女は全くの無表情。
まるで、少女の形をした監視カメラに見られているような錯覚を覚えた。
不思議に思ったアオイは声をかけようと…
「おっどりゃああああああああああ!!」
「にゃあああああああああああああ!?」
が、メリッサに投げ飛ばされて、機会を失った。
集中してなかったので、抱き締める力が緩くなったせいだ
「ふみゅっ!?」
開いていた教室のドアを通過し、廊下を飛んで、壁に激突
目の中に火花が散った
「あぅぅぅ…ひどいよぉメリッサちゃん…」
「うるさい!とにかく放課後に集合よ!体育館倉庫の裏まで来なさい!」
その集合スポットはケンカをする時でしょう
と突っ込む間もなく、メリッサは教室のドアをピシャリと閉めてしまった
仕方なく、アオイはぶつけた頭をさすりながら立った
「いててて…それにしてもあの子…何だったんだろう…」


アオイの疑問を余所に
時はあっという間もなく過ぎ去って
―――放課後となる

夕焼けで視界全てが赤くなっている校舎を駆け抜け、
校門から出て一直線に、体育館倉庫の裏に向かうアオイ
駆け足で来たつもりだったのが…
「おそいっ!!」
既に、メリッサが来ていた。しかも仁王立ち。
「ごめんごめん。これでも急いだんだよ?」
「ふーん……じゃあ、その手に持ってるトマトジュースは?」
「あ、ちょっと購買寄って買って来たんだ♪」
「どこが『急いで来た』よぉ~~!!」
「うにゃ…ごめん」
プンスカ怒るメリッサをなんとかなだめる
これから調査って時に潰されちゃたまらないとアオイも必死だ。
結局、終わったら飲み物を奢りという事で手打ちした。
「購買の『超絶激辛スープ“ハバネロXO”』…ちょっと値が張るから手が出なかったけど、それよろしくね」
「あれ一個300円だよ~!?トマトジュースの三倍以上だよ~!?」
さすがにクレイマーを出すアオイ…だが
「文句…ある?」
「イエ、アリマセン」
そりゃあ、もう
討ち手の小槌を構えて凄まれたら従うしかない

閑話休題(それはともかく)

「それで…あんたが言ってた流理 涼子だけど…確か昨日から行方がわからないらしいわ」
メリッサが寮の管理人に問い合わせた所、
流理 涼子は昨日、登校したきり帰って来てないと返答があった
しかも、ここ数日はそんな生徒が幾人もいるらしい
「授業には出てたよ。あ、部活にも出てたってレンちゃんが言ってた」
「って事は…部活が終わってからの行方がわからない…
犯人は通学路にいるって事?」
「でも今日、朝に通学した時には怪しいモノはなかったよ?」
「となると、今は森に潜んでる可能性大ね」
何せ、超常学園は校舎含めた各施設と通学路を除けば、
そのほとんどを自然の森が覆っている。
それは小動物や小鳥達にとって恰好の住処なのだが、
…同時に、妖怪達にとって恰好の隠れ家にもなりうるのだ
「これで方針決定ね。通学路周辺を中心に森を探索しましょう」
「オッケイ♪」
いよいよもって出発…と思ったその時だった―――
「っ…」
また、強い視線。
アオイは身を翻して、瞬時に後ろへ振り返った。
が、誰もいない―――確かに視線を感じたのだが、
「アオイ?」
「ぁ…ううん、何でもないよ」
杞憂だったかな?
メリッサの呼び掛けで、そう思い直し
夕焼けから、夜の闇に移ろうとする森の中へと、入って行った。

2人が去った体育館倉庫裏―――
ちょうどアオイが振り返った場所。
何もないはずの、その場所から
「………追尾任務、続行。」
声が、
少女のようで、抑制の無い声が、その『何もない筈の空間』からした。
そして、まるでそこから誰かが歩き出したかのように
地面の枯れ葉が不自然に舞い上がったり、潰れたりするのであった




―――数時間後
「うーん…」
「………。」
とっぷり日が落ち行き、夕闇になりゆく森
そして、それを調査するメリッサとアオイ
否…していたのだが
「勢い良く探索に出たは良いけど…」
「けっこう広いんだよねぇ~森(ここ)」
全く成果がない。
何か異形の痕跡…例えば足跡とか、不自然な破壊の後が無いかを探してはいるのだが
これっぽっちも無いのだ、そのような痕跡は。
まぁ、ポジティブに考えれば最悪の結末を物語る痕跡も無い分、まだいいのかもしれない
例えば、服の切れ端とか、血溜まりとか―――
「…ラチがあかないわ」
嫌な想像をしてしまった。
それを振り払うかのように頭を振るった後、メリッサはアオイに提案をする
「もう日も落ちるし、ここからは二手に別れましょう。
あんたは空から、あたしは地上から何か無いか探す。いいわね?」
「りょーかい♪」
開口一番に、アオイは自身の影に意識を集中
影が生きているかのようにうごめき、2つに割れ、背中に張り付けば
『偽りの翼』の完成である
「飛びます飛びます♪」
地面を一蹴りし、空に飛び立ち
ちょうど日が落ち、月が出でた暗闇の空へと消えて行く
その様を、メリッサはちょっとだけ羨望の眼差しで見送った
―――あたしも飛べたら楽なのに…
「…っとと、変な事考えてる場合じゃないわね。さっさと探索続けましょう」
気を取り直してゴーゴー!……と、思った時だった
『カサリ』と
背後から、何者かが枯れ葉を踏みしめる音がしたのは
「っ!?」
振り向く過程で、反射的にポケットに手を突っ込む
出て来たのはキーホルダーサイズの『討ち手の小槌』
『大きくなれ』というイメージと共に、自身の魔力を指先から小槌へと注ぎ込む
刹那―――みるみるうちに小槌は大きくなり、
メリッサが振り向き終わった時には、彼女の身長と同じくらいになっていた
「……誰?出てきなさい!!」
完全に戦闘体勢に入ってから、
油断なく周囲を見渡し、大声で相手に呼びかけてみる。
果たして返答は―――あった。
「メリッサ様、私でス」
「っ…その声は…?」
聞き覚えのある声が目の前から、
何もない筈の空間から、した。
メリッサが首を傾げ、目を凝らし首を傾げると…目の前の空間に変化が起こった
空間から、『何か』が滲み出てくる。
最初はガラスのような半透明の輪郭が
続けて色が付いていき、やがてそれが1人の少女だとわかる。
そして、彼女が完全に姿を現すや否や、メリッサはポカーンと口を開けた
「あ、あんた…ハロルド先生のところのギアゴーレム…」
「ハイ、松士院 九十九でス」
その身には指定のブラウス、スカート、ニーソックスに加え
指定の長袖ブレザーを羽織っており
顔には感情というものが一切感じられない表情を張り付かせ
極めつけに、赤いショートヘアにはアンテナのような髪飾りを付けている…間違いない
間違いなく、彼女はメリッサのクラスメートの、松士院 九十九だった。

数日前、ちょっとした事件…というより、取り立てと言うべきか…
九十九のいざないにより、担任のハロルド・アインシュタイン・ファウストに呼び出され
そこで開かされた九十九の正体
…まぁ、本来はメリッサが莫大な借金を抱えている事も開かされたのが本筋で
九十九の事はついでだったのだが、それはさておき
話によれば、九十九はハロルドによって作られた機械人形であり、従者なのだという―――



「…で、なんであんたがここに居るのよ?」
警戒を解き、一緒に森の中を調査しながら
メリッサは横に並んで歩く九十九へと、質問を投げかけた
「今日、隣のクラスのアオイ様と話しているのを見受けまシテ失礼ながら、尾行および監視させていただきまシタ」
淡々として抑制も感情もなく、速やかに語る九十九
しかし、メリッサはその中から、聞き捨てならないワードを耳した
「監視…ってどういう意味?」
目をつり上げて、詰問するメリッサ。
対する九十九の返答は―――
「監視 [名]警戒して見張ること。またそれを行う人員の事」
辞書の答えをそのまま返しましたとさ、
「いや…そういう事ぢゃなくてね…」
思わぬ返答に、軽くズッコケるメリッサ
「どうして監視の必要があるのって聞いたの!」
「それは、マスターからはメリッサ様をマスターの次に大切に扱うよう、命令されているからデス」
「え…?」
「今回の尾行も、マスターがメリッサ様にもしもの事があったら大変だと…」
―――へぇ…あの先生が…
心中で素直に感嘆するメリッサ
生徒に借金背負わしたり、実験体としてカーボンフリーズされたりしたけど
やっぱり、担任だけあってちゃんと生徒の事を考えていたのか…
と、メリッサは納得し―――
「何故ならマスターはメリッサ様を大切な実験た」
「!?」
「…失言…削除…訂正…何故ならマスターはメリッサ様を大切な御友人と思っておられるからデス」
「…………………………。今、明らかに『実験体』って言おうとしたわよね?」
「言っておりまセン」
「言ったっ!」
「言っておりまセン」
「言ったぁぁっ!!」
「言っておりまセン」
「言ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
「言っておりまセン」


メリッサと九十九の2人が言葉のエンドレスワルツをしてる頃―――


「いないなぁ…涼子ちゃんも妖怪も…」
メリッサのいる場所から数百メートル以上離れた森の北北東
木にぶつかるスレスレを飛行して、懸命に調査をしているアオイの姿があった
先ほどから、下は地面より上は枝の合間まで入念に探しているのだが
まるで、気配がない
「う~じれったいなぁ~、隠れてるのかな?
だったら手当たり次第に木をぶっ倒しちゃおうかなぁ~
でも、学園長に怒られるしなぁ~」
何気に物騒な事をさらりと言いながら
アオイは通学路の上空に差し掛かろうとしていた
「うーん………アレ?」
不意に、『偽りの翼』の羽ばたきを止める
一瞬…ほんの一瞬だったが、眼下の光景に違和感を感じた。
パッと見では何の変哲もない…通学路の一角。
しかし、先ほど感じた違和感が引っかかる
「……じ~~~~~~~~~」
目を凝らす。
自身の口から擬音を言うあたり、ちょっとシュールな光景だが
実際は、吸血鬼の超人的な身体能力をめいっぱい視力に傾けた
いわゆる、『魔眼』に近い眼力で、そこら一帯を睨んでいるのだ
その結果―――
『魔眼』の眼力で、通学路の一部の空間が歪んで見えた
まるで、扉のような形になっており
その奥に続くように、森に小さなドーム状の歪みが出来ていた
「外界隔離の結界ね…ビンゴォ~♪」
上機嫌に口ずさみながらも
背中の『偽りの翼』を畳み、その結界の側へと降り立った

近寄ってみれば、結界の構造がよりわかる
どうやら通学路にあるドアのような部位から獲物を迷い込ませ
森の中の方に張られたドーム内におびき寄せる…
いわばゴキ●リホ●ホイみたいな仕掛けのようだ
「罠の匂いがプンプンするけど…入るしかないわよね。
こう言うのって確か、『虎の威を借る狐』って言うんだっけ」
正しくは『虎穴に入らずんば虎児を得ず』、
虎以外は全然あってない。
もとよりアオイは知らないし、知ったこっちゃないであろうが
「っとと、メリッサちゃんにメールしとこ…


『こちらスネー●、これより通学路北北東に発見した結界の中に侵入する』と…よし送信♪
せっかくだから段ボールに入って潜入しようかな…ま、無い物ねだりしてもしょうがないか」
なーんてふざけている間に、携帯がメール送信完了の画面へと移り変わる。
と、同時に気を引き締めて、アオイは最新の注意を払い


結界の中へと、入っていった。



場所は変わって、
「言った!」
「言っておりまセン」
「言った!」
「言っておりまセン」
先ほどから、まだ言い合い合戦を続けているメリッサと九十九の2人
と、そこへ―――
『まば~たく宇宙のデステニー染めて~♪』
「言っ…アレ?メール?」
コートのポケットから鳴る着信音に、メリッサは言い合い合戦を中断した
そしてすかさず携帯を取り出し、画面を開いてみれば
送信者はアオイ…内容は、
『こちらス●ーク、これより通学路北北東に発見した結界の中に侵入する』だ。
「●ネークってあいつね…あたしはライデ●じゃないわよラ●デンじゃあ!
…って、変な方向に怒ってる場所じゃなかった…大変!」
「どうかしたのデス?」
「アオイの奴が先走ったみたいなの、こっちも通学路北北東に急がなくちゃ!」
しかし、内心でメリッサはだいぶ焦っていた
ここから通学路北北東に出るには結構な距離がある。歩くはもとより、走っていっても遅すぎる
それでもなんとか間に合わせねば―――そう思った時だった
「今すぐ、通学路北北東にですカ?」
「え…ええ、そうだけど」
「わかりましタ」
と返事のするや否や、突如、九十九は
メリッサを抱きしめた
「っ!?ななななな何するのよぉ!!?アオイの真似!?馬鹿でもウツった!?」
「暴れないで下さイ。落としてしまいかねませン」
「落と…?」
「飛びマス」
次の瞬間、『ジャキン…』という、機械音が
音がしたのは九十九の足の方、メリッサが目を向けて見てみれば…
股の辺りの皮膚が蝶番のように開き
中からブースターが飛び出していた
「え?え?まさか…」
「ジェット・オン!」
スカートの中から、火が飛び出した。
正確には、その火はブースターから出た噴射で、
「っ!?」
気が付いた時には―――浮遊感
地面が少しずつ遠ざかって行って…
「ちょ、ちょっとちょっとちょっと待ってって、確かに今日はあたしも飛べたら便利かな~とか思ったけど、こりゃあないわよ、それにまだ心の準備ってのがなくてね。それに…」
焦って慌てて早口でまくしたてるメリッサ
しかし、九十九は聞き入れる様子はなく
ただ一言。
「発進」
『ドゥッ!!』と、
一気に木々を抜けて空へと垂直に飛び上がって行った
「いっ…ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああっ!!」



同刻―――
「……お邪魔してまーす」
空間の歪み…入り口くぐり抜け、既に結界の中に入っているアオイ
小声で誰となしに侵入の挨拶をしつつ、
結界の中を一望する。
一見すると、結界の中は通学路そのものだった
ただ少し、空気…というより空間が歪んでいるように見える
「なるほど…普通の人間だったら、結界の中だと気付かずにどんどん奥に入ってっちゃうって寸法みたいだね」
ゴ●ブリ●イホイ…というより、食虫植物だったと言うべきか。
行きはヨイヨイ帰りはなんとやら、
知らず知らずのうちに入り込んでしまったが最後、奥にある酸で溶かされ、養分にされてしまう
「って事は、犯人が居るのはこの奥かな~?」
「ううん、ちゃんとお客様をお出迎えに来てるよ♪」
「!?」
前方からしたあどけない声に、身構える
誰もいない…しかし、気配がする…
上!
「ふふふ♪気が付いたね」
居た。
上空5メートルくらいの場所に少女が1人。飛んでいた。
見た目の年齢はアオイより幼く見える。
白い髪と、赤い瞳をもっており
髪の合間からは、羊のような角が覗いている
背中には、コウモリに似た皮翼
極めつけに、矢尻のようなヒョロンとした尻尾が生えている
古今東西どっからどうみても、その特徴を備えた魔物は1つ
「悪魔…だよね?」
「うん、そう言うあなたは吸血鬼みたいだね」
「あ、わかる?」
「もっちろん!」
口ではのほほんとした会話をしている2人
だが、その間に張り詰めている空気は…決してのほほんとなどしていない
むしろ、電撃がバチバチはぜてるかのようであった
「わたしはイベル。ちょっと訳ありでこの学園に封じられてた悪魔よ」
「あたしはアオイ・D・ヘイロー。学園の生徒で、吸血鬼の真祖やってるんだ」
簡単な自己紹介…表面ではお互いに微笑んで会話を交わしている
もちろん、こんなの前フリに過ぎない
―――先に話を切り込んだのは、アオイだった
「……で?これはあなたの仕業なの?」
「そうよ、この魔空間(ドミニオン)はわたしが構築してるわ」
「じゃあ涼子ちゃん…ううん、学校の生徒を失踪させてるのも…」
「ええ…わたしが捕まえてるからよ。生気を吸うためにね♪」
そう言うと、
イベルは『パチン』と指を鳴らした
すると、彼女の周囲の空間が歪んで、『何か』が出てくる。
30センチ四方の箱…
それがひとつ、ふたつ、みっつ…いつつ。
おかしな事に、奇妙な紋様が描かれている。
赤、白、青…どれも、見慣れた制服の色合い。そして、肌色や赤も見えて―――
刹那、アオイには『その箱』がなんだか、理解した
「ま…さか…」
目を、こらす
上の面にあるのは扁平板のような顔。
その下に、背面へと回されたよう腕のなれの果てがあり、
ふくよかな胸があったであろう箇所は真っ平らに伸され。
続けざまに腰、スカート、足、靴が折り込んである
人体を窮屈な箱の中へ無理矢理押し込んで形としたように…いや、むしろその通りなのだろう
これは、人間の箱詰めに他ならない。
「これが本当の『箱入り娘』…ってジョークかな?」
「あはははは!面白いね♪でもジョークじゃないんだよ」
試しに、とでも言うのか
イベルが指で箱少女をつついてみると…
「ぅ………ぁ………」
小さな、呻き声。
…生きている!
しかもこの声は、
「涼子ちゃん!」
「知り合いなの?実は昨日取れたてなんだ♪だから…」
その箱を、イベルが手繰り寄せ、抱きしめる
すると
白っぽいオーラのようなものが、箱の涼子から噴出し
ぐんぐんと、イベルの全身に吸い込まれていく
「ぃ……ぁ……ゃ……」
「!」
箱になっている涼子からの苦悶の声に、
アオイはイベルが何をやって居るのかに気付いた
―――生気を吸収している
「ほぉら、もう絞りカスなのに、まだこんなに生気が出るんだ♪」
「ぁ…ぁぁ…」
更に生気を吸うスピードが早まり、箱の涼子はかすれた声を上げた
「止めて!」
「嫌だよ。わたし目覚めたばっかりでお腹ペコペコなんだ。
―――人間の血を糧とするあなたなら、わかるよね?」
「…………」
確かに、
アオイにとって、血を吸いたい欲求…吸血衝動は、
消したくても消せない。日頃から常にフツフツと湧き上がっているものだ。
なりふり構わずに、近くの人間から吸血ができたらどんなに良いだろう
でも―――
「だからって、あなたのやってる事が許される道理なんかないよ」
口に出しこそしないが、『反吐が出る』、と
アオイは完全に敵対の、キツい目を向けた
そしてそれは、イベルも同じこと
「…残念だね。せっかくわたしの仲間にしてあげようと思ったのに…」
「お生憎様、吸血鬼は悪魔の手下になんかならないもーんだ」
「いいわ…じゃあ、あなたも…箱にしてあげる」
言うや否や、イベルが両手を前に突き出した
「っ!?」
ほぼ脊髄反射で、その場から飛び退いた。
その場所に、一瞬遅く
『ガコン!』と
透明なプラ板のような四角の囲いが表れた
プラ板に見える…とは言ったが、正確には物質ではない
半透明の…圧縮された…障壁
あれに捕獲されたらヤバい
本能で感じとった
「へえ、ならこれでどう?」
次はクルクルと指を回すイベル
そうすると、障壁が六枚バラバラの板になって
アオイの周囲を縦横無尽に舞う
「邪魔!」
自身の爪を鋭く伸ばし、
回転するかのように舞って、周囲の障壁に斬撃を叩き込む
全部に命中、見事に弾いた
―――のだが、障壁は弾かれただけで、傷1つついてない
「えいっ!」
カウンターのように、イベルが指を指揮棒のように振るえば
障壁が一瞬で、元に戻ろうとする!
「とーぅ!!」
間一髪。
障壁に囲われる前に、アオイが『偽りの翼』でその場から飛び出した
「てりゃすたぁぁぁぁっ!!」
ここで一気に決めると
アオイは手の爪を前に伸ばし、そのまま前方のイベルに飛びかかる
この距離なら障壁は間に合うまい。新たに生み出すとしても同じこと!
しかし
ここでイベルは、あまりに予想だにしない答えを返した
「……えぇ―――いっ!」
「へ!?」
なんと…手に持つ箱涼子を投げたのだ!
―――避ける?
無理、こっちだって全力で直進してたんだから
―――防ぐ?
無理、なんか凄く早そう。
―――弾く?
論外、涼子に傷がついてしまう
その3種悩んでるうちに…
「へムュッ!?」
顔面に激突
アオイはもんどりうって…
「あべし!きゃん!?」
地面に尻餅をつく。
その瞬間、
『ガキ~~~ン!』と、周囲を障壁に囲まれてしまった
「し…しまった…!」
「つーかまーえたぁー♪」
ヤンヤヤンヤと嬉しそうな顔をして、イベルが空中から降りて来た
アオイは必死で障壁を叩いたり、斬ろうとするが
全くもって、歯が立たない
「無理よ。わたしは障壁魔法に関してはスペシャリストなんだから。他はほとんどダメなんだけど…これだけは譲れないもん」
彼女の言う通り
アオイが全力で叩いたり引っ掻いたりするが
結果は、無駄骨だった
「さ…箱になってもらうよ♪」
イベルが障壁に手を添えると…
アオイを囲う障壁の四方形が、徐々に小さく狭くなっていく
「こんなもん…ふんっ!」
即座に手足を伸ばしてつっかえ棒にする。
…が、
「っ…力が…抜ける…?」
全身に襲いくる脱力感。
箱が押しつぶしてこようとする力と比例して
じわ~っと、手足に力が入らなくなっていく
詳しくいうなら、面を押さえる手のひらや脚の裏から抜けて行ってるような感じ
穴の開いた風船から、シュルシュルと空気が抜けるみたいな―――
「これって…」
「そ、潰している傍からもう生気を吸ってるの。力が入らなくて当然」
「ぐ…」
説明されてなお、アオイは必死に贖う。
しかして、ただでさえ力が抜かれ、壁自体のパワーもかなり強い。
少しずつ少しずつ…しかし確実に、
透明な箱は小さく小さくなってゆく
「…くぅ…あ…」
『ガクン!』と、膝を突く
しかし、それよりも腕の感覚がない。
チラッと見てみたら、
箱の辺や角に合わせてグニャリと変形していた
確実に関節や骨格を無視した変形なのに、痛みは全くない
「うに…むにゅぅぅ…」
さらに変異は進む。
顔が上部の面に押し付けられて、
声が篭るような感じになる。
さらに、胸から胴体にかけては、
圧力に負け、ねじ曲がって行くのが、感覚でわかった
ちょうど布団のように、三段に折れ重なってゆく
「いい具合に四角くなってきたね。もうちょいだよ♪」
イベルの呟きと共に、アオイに加わる力はさらに強くなる
「ぅ…ぁ…みゅ………」
全身から『ミチミチ』と音が鳴る。
かろうじて凹凸を持っていた表面が、まっ平らに伸ばされていこうとしてるのだ
折り畳まれた都合で飛び出てた胸も、小ぶりな尻も、
扁平な『面』になされていく
そして、顔も、
戸惑いと憂いを帯びた表情のまま、押し固められていき―――
最後には
「…ぃ…ぁ…………」
『ビシィィッ!!』と音を立て、アオイの変形は完了した。
30センチ四方の箱型…既にやられてしまった少女達と同じ姿だ。


「ハコだけに…ハーコわい」「…無駄口をたたく余裕はあるのね」




「ふぅ、完成♪」
イベルはアオイを押し固めていた障壁を解いて、
直接、彼女を手にとって抱えた
「やっぱり吸血鬼だから時間がかかっちゃうね。あの子達はものの数秒で終わったのに」
「ぅ~………」
障壁が解けたと言うのに
動けない。
一見、ペラペラでもなんとか動けるアオイに、この位は動けそうに見える
しかしながら、
動こうとしても、込めた力が体中に拡散してしまうし
何より、生気を吸収されて力が入らない
この箱型圧縮…『不自由』と言う意味では、
メリッサにペチャンコになされた時よりも、遥かに勝っていた
「ぅゅ……ぐゅゅゅゅ……」
「ふふ、吸血鬼は生命力が底なしだからね~♪
しばらくあなたの生気を吸い上げ続ければ、私は完全復活できる…そうしたら…」
何か思うところがあるのか、
復活後の事を考え、イベルがちょっと感慨に耽った…
その時だった。
『いやぁぁぁぁぁあ!止まって止まって下ろしてぇぇえぇぇっ!』
「?」
遠くから、響いてくるような声
どうやら結界の外かららしい―――ほどなくして
『ガッシャァァァァァァァァァァァァンッ!!』
と、空間がガラスのように割れて、元凶の2人が現れた
どうやら入り口からではなく、結界の頂上から突き破って入って来たらしい
「到着…」
豪快なジェットをスカート下から噴かせつつ、
華麗に結界内に降り立つのは、松士院 九十九
「ひゃぁあああああああああっ!?」
…そして、彼女に抱かれて悲鳴をあげ続けているのは、メリッサ
「落ち着いて下さいメリッサ様、もう着きまシタ」
「え!?…あ…あら?」
着地し終わっても叫んでいた彼女は
九十九が語り掛けて、ようやくその事実に気付いたらしい
絶叫をあげたのをごまかすべく、『コホン』と咳払いをした。今更過ぎたが
「野蛮ね~。玄関から入って来て欲しかったよ?」
不機嫌そうに、プゥっと頬を膨らませるイベル
その手中では―――
「……メリッ…サ……ちゃん……」
かろうじて、アオイが声を出した
「ア…アオイ!?あんた何て姿に…」
「メリッサ様。どうやら、対象の存在を凝縮し拘束する呪法のようデス」
「ふーん…あなたの知り合いなんだ、人間さん。それに、なかなかの慧眼をお持ちね、機械人形さん?」
挑戦的な視線と言葉を送るイベル。
2人もそれを受け、身構えた
「…見た感じ、悪魔みたいね」
「スキャニングした所…低級悪魔(デビル)だと思われマス
しかし、大量の生気が体内に感知されるので、中級悪魔(レッサーデーモン)クラスのパワーは出せるカト…」
「…中級悪魔か…ちょっとヤバそうね」

一口に悪魔と言っても、色々な種類がある
それこそ魔王(サタン)や冥王(メフィストフェレス)、閻魔(ハデス)のような有名かつ最強最悪の者から
性悪妖精(ダークフェアリー)や天邪鬼(インプ)のように、小さくて力が弱い者もいるのだ
そのちょうど真ん中辺り…それが中級悪魔(レッサーデーモン)
ちなみにそのちょっと下が低級悪魔(デビル)。逆にちょっと上なのが上級悪魔(デーモン)だ

「まぁいいわ、こうなったらあなた達も箱にするね♪」
ひとまずアオイを手放し、空中高くに飛び上がるイベル
彼女が片手を翻すと…再び障壁の板が数枚。
彼女の周囲に、展開した。
「……メリッサ様、ここはお下がり下さイ」
「え?」
「彼女は私が引き受けマス」
メリッサを守るかのように、彼女の前に立ちはだかる九十九
しかし―――メリッサは彼女の隣まで歩み進んだ
「メリッサ様?」
「…冗談もほどほどにしなさいよ。ここまで来ておいて、しかもアオイにあんな事されてぇっ!ここで引けるもんですかぁっ!!
退魔士メリッサ・アルテミスの名にかけてっ!!」
声を張り上げ、気合十分に構えるメリッサ
何気に、アオイに対するとんでもない発言をしてる事に気付いてないのはさておき
その発言に対して、九十九は、反論はしなかった。代わりに、提案をする。
「………わかりました。では数分、時間を稼いで下さい。私も援護しマス」
「数分?」
「時がたてばわかりますカラ…」
「…わかった」
なんだか知らないが、九十九には切り札があるらしい
なら、それに賭ける他ない。
そうメリッサは腹をくくって、イベルを見据えた
「…話し合いは終わった?なら箱になっちゃえ♪」
ちゃんと待っててくれた辺り、親切なのか余裕なのか、それとも『お約束』なのか、
まぁ、それはどうでもよい
いよいよもって、障壁が大量に飛んで来た
「てぇやっ!だぁぁっ!!」
討ち手の小槌を大きく振り回す。
近寄ろうものならピンボールのごとく弾き跳ばされる障壁。
そのメリッサの後方からは―――
「……Pi!戦闘モードを起動しマス!」
少しの間、黙って目をつむっていたが
電子音のような声をあげた後、ブレザーを脱ぎ捨てた。
その下からは、一見普通の少女の肌が顔を覗かせる
だが、次の瞬間
手首から先が発光したかと思うと、
手が、人の肌から、硬く…冷たい金属のものに変わる
発光は手から腕を登って行き
腕も、金属特有のようなヌメるような輝きを持ち、奇妙な溝と筋が生まれる
腕を伝った発光は、ブラウスの下にも及び、
脚も、まず太ももが硬くなり
柔らかそうな素材のニーソも、ゴムのようにテラテラ輝く素材に変質した
最後に、顔全体が生身のものでない艶を帯びて行き、額には小さなディスプレイのようなパーツがせり上がって
彼女の変身は終了した
ちなみに、これだけ長く解説しても、変身自体は1秒もかかかっていない
本来は某宇宙刑事の蒸着並みの速さなのだ
「目標補足…!」
とにかく変身を完了した彼女は
メリッサが殴りそこない。彼女へと襲いかかろうとする障壁へと、照準をセットし
右拳を前に突き出して―――
「ロケットパンチ、ファイア…!」
誰もがご存知の、ロボット特有の兵器が、
唸りを上げて、射出された。
肘の付け根辺りから分離した腕が、ブースターで加速し
障壁を、殴り飛ばした
「アームマシンガン、威力行使…!」
今度は跳ばしたのと逆の腕を突き出すと、
腕の上部が溝にそって蝶番に開き、その中からひょっこりと
サブマシンガンの銃身が顔を出し―――
『ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!』と、やかましい音をたてて
銃口から、大量の弾を吐き出し始めた
弾はメリッサや九十九に向かおうとるす障壁の軌道を不安定にさせ
「ぉりゃああああ!ホ―――ムランッ!」
『カキーン!』と、
メリッサが弾きやすくなる
「(いける…これなら…!)」

しかし―――

「仕方ないわね。ちょっと消費激しいけど…えいっ」
じれったそうにイベルが言い、手を大きく振るうと…
「っ!?」
「…目標増加。…目測の結果、30枚以上デス」
瞬く間に、イベルの周囲には無数の障壁板が展開
あれが一斉に襲いかかって来たら…
ひとたまりもないのは明白だ
「ふふん♪よく頑張ったね2人とも。誉めてあげる♪後でナデナデしてあげるよ♪
…箱にした後で、た~~~~っぷりとね♪」
酷な事を無邪気な笑みを浮かべて言える―――
まさに、悪魔だ。
「ぐ…!ここまで…なのね…」
「冥土の土産に、なにか言い残したい事はある?」
メリッサは押し黙る
何も言える訳がない、啖呵を切る気力すらなかった
だが、九十九は…呟くように、言った
「―――いましタ。―――――けデス」
「?、なになに?なんて言ったの?」
「間に合いましタ。あなたの負けデス」
「……は、何を言うかと思えば」
イベルが、彼女の頭…ひいてはハードを疑った
その時―――

『ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!』

いきなり、揺れ出す地面。
「なに!?この地響き!」
「こ、これは!?」
しかし地震ではない、むしろこれは川何かの氾濫に良く似た音
やがて、音が大きくなるにつれて、その正体がわかってきた
これは……何かの大群が足を踏みしめる音……
そして、
その大群が、結界の入り口から入って来た

「「「「お姉ちゃ―――――――――ん!!!」」」」
「ちょ…な、な、なんなのよこいつら~!?」
現れたのは、身長1メートル弱の少女達
その誰もが身長意外を除けば…九十九とソックリだった。
「ミニゴーレム達!!」
メリッサには見覚えがあった

前回、ハロルドに教えてもらった学校の修復の謎
それは彼女達、ミニゴーレム隊の修理によってなされていた
ミニゴーレム隊は、九十九の…ハロルド式少女型機動人形九十九号の、系列機。
一号から九十八号とナンバーが振られた、計98人の“妹”達だ。

「ミニゴーレム隊、ただいま出揃いましたデス!」
ビシッと敬礼するのは末っ子の一号機こと『一(はじめ)』
集まって来た他の97機も、彼女に習って敬礼する
「まさか…数分待ってて…」
「ええ、無線で妹達を呼んでいましタ」
「でもこれはいくらんでも呼び過ぎじゃあ…」
「…メリッサ様。私のデータベースにこの様な言葉がインプットされておりまス。『戦いは数だよ、兄さん』」
「はぁ…」
「全員、撃ち方用意。目標および目的は、前方の悪魔の撃退デス」
「「「「了解!」」」」
全員が寸分違わないタイミングで返事をし
―――各々、武器を取り出し、構える
それはサブマシンガンだったり、グレネードだったり
中にはどこに持ってたのか、対戦車ライフルからロケットランチャーを抱えあげている子まで
もちろん、九十九もマシンガンやらを再び展開する
それら全てが、前方空中のイベルに向いていた。
あまりの事に呆けていた彼女だったが、
さすがに99体分の銃口を向けられて、正気に戻る
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」
「何故ですか?御自慢の障壁で防いだらよろしいでショウ」
「無理無理無理無理無理!反則よ反則―――!」
「…私のデータベースにはこの様な言葉がインプットされております…『問答無用』、と
撃て――――――――――――ッ!」
「「「「ファイア――――――ッ!」」」」

99個以上の武器が一斉に火を噴いて、
視界が、白に染まった
特大の爆発が、結界の天井を突き破って
夜空を真昼のように明るく染める。花火となった―――
光が収まると、イベルは跡形も無く消えていた

「…………やったの?」
「ええ、そのようデス」
九十九からの返答に、ホッと一息つくメリッサ
と、その時―――
足元の方から『ポンッ!』と音がして、目の前に煙が立ち上った
「ぷは~~~~っ!窮屈だったぁ~~~~~っ!!」
「ア…アオイ!」
煙の中から現れたのは、
全身ちゃんと人の形をした。アオイ・D・ヘイロー
その姿を確認するや否や、メリッサは彼女に詰め寄った
「このお馬鹿!1人で先に入るから!」
「はぅ…ごめんねメリッサちゃん」
「全くよ!あんたがあんな箱になされてた時は、本当にどうしようかと思って…」
「メリッサちゃん…あたしを心配してくれたんだ♪」
「…馬、馬鹿!そ、そんなわけないでしょう!?ただ…あんたが居ないと戦力が不足するのよ…」
「ありがとう♪」
「だから勘違いしないでって!」
いつもの一方通行の口論をする2人
その傍らでは―――
草原から次々と、『ポンッ!』『ポンッ!』と音がした
「お姉ちゃん。被害者の人達もどんどん戻ってるみたいデス」
「目が覚める前に寮に運搬するよう二」
「「「「はーい♪」」」」







森の奥深く―――
鬱蒼と茂る草と、木々の合間をフラフラ歩く者がいた
「うぅ…ひどい目に…あったよぉ…」
全身黒こげ満身創痍の、イベルであった
あれだけの砲撃を喰らって生きていたのは、
ひとえに障壁の才能と、悪魔ゆえのしぶとさだろう
「あいつめー…この傷が癒えたらたっぷり例をしてやるんだから!」
九十九達を思い出して腹が立ち、
ちょうど近くにあった大岩を『ゲシッ』と蹴りつける
蹴りつけたら―――
「うぉ痛っ!?」
「へ?」
いきなり、男の野太い声がした。
辺りを見回しても…誰もいない
恐る恐る…目の前の大岩を見てみる
よくよく見れば、それはただの大岩ではない
表面がすべすべになされてて、横倒しの円柱の形をしてる
しかも横から、鉄の棒のような物が出ており、取っ手のように見えた
いや、そんな外見よりも、だ
「…人がせっかくエエ気持ちで眠っとったのに…蹴り起こすたぁエエ度胸やで、お嬢ちゃん」
「い…岩が…喋った――――――っ!?」
「じゃかあしい!こうなったらブッ潰しや!」
円柱が啖呵を切るや否や
勢い良く、イベルに向かって転がって―――
「へ……ひゃ……
キャァァァァアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」
悪魔の悲鳴が、森の奥に木霊した……


FIN?
  1. 2007/12/23(日) 02:57:43|
  2. 物品化
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:11
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コメント

No title

ドズル中将ー!!やっぱ物量は大切ですな、はい
にしても30㎝四方の箱とは・・・密入国とかキセルには便利(おい
ロウガの可愛いところも見れましたし近頃は更新が本当楽しみですww
あ、あと・・・みんな初代TF好きなんだなぁ・・・いや本気で
  1. 2007/12/23(日) 15:08:18 |
  2. URL |
  3. まるまる好き #-
  4. [ 編集]

はじめまして。流理 涼子です♪

あら、私…箱にされ、生気を吸い取られていたのですね!∑( ̄□ ̄;

てか、改めて…るりょうりにです(爆
流理 涼子さん、いいですね~♪
きっとカワイイんでしょうね(オィオィw

さて、今回も緊迫したバトルが展開しましたね。
その中で我がヨメ…アオイちゃんは、やっぱり箱にされました♪

可愛すぎるぞぉーーーーーっ!!♪

不安そうな表情に、強引に折り曲げられた身体。
そして…膝と膝の隙間に見える…ピンクの何か~♪
テイクアウトして、俺っちのPCデスクの上に飾りたいww

さて、話を戻すと、さすがDさん、いや…Blue Blood さん。
めんどくさいから、青さんw
悪魔に関して詳しい(^^
うちにも、魔族がいるから…こういうのってどうしても、気にするんですよw
ホント、さすがです♪(^ー゜)d
そして、来ましたね…九十九。

どんな姿をしているのか?
更に98人の妹達…ミニゴーレムw

ぶっちゃけ、現時点では…こいつらが最強じゃないか!?∑( ̄□ ̄;
でも、九十九ちゃん。早くプロフを見てみたいですねw
特にミニゴーレムたち。
どこかのサイトで、プチバ〇ルちゃんというのが登場しましたが、それに劣らず、カワイイ姿なんだろうと想像しておりますww

最後になりましたが、ご存知の通り、最近私も本格的に小説を書いてみました。
自身が想像するよりも、シリアスでホラーぽい雰囲気になったのですが、青さんのように…冒頭をホラー風で引き込ませ、その後…アオイちゃん達が登場すると、いつも通りコメディー風になっている。
この技術、改めて感心させられました。やっぱ…凄いですね。
見習わなければ。

では、次回…、なにかありそうな雰囲気で終わっておりますが、楽しみにしております♪
  1. 2007/12/23(日) 22:41:16 |
  2. URL |
  3. 流理 涼子 #EB29KFfw
  4. [ 編集]

No title

おおおおお、いつもながら見事な描写です!
だんだん押し込められていき、ただの四角い箱にされてしまったアオイたん…その描写もさることながら、イラストがすばらしいの一言に尽きるっ!!
箱になっちゃってるのに、可愛さはそのまま…いえ、元よりも可愛いかもしれない箱型アオイたんww

欲を言うなら、他の女の子たちの箱形化も拝見したかったッ!!
女の子の柄の箱が5つも転がってる、そんな素敵な光景を目にしたら萌え狂いそうですからwww

そして戻るときの『ポンッ!』という描写ももろにツボですww
ギャグ平面化などでも、戻るときに飛びだして元に戻る…そのオモチャっぽさというか、シュールさがなかなか萌えるんですよねぇw

ストーリーも凝っておりますね、ロボスキーとしては松士院 九十九(たん?)&妹たちの活躍ぶりに惚れましたよw
どんな外見なのか気になりますね、紹介イラストが公開されるのを楽しみにお待ちしておりますw

そして次回はチャットでお話しして頂いたアレがついに登場するのですか…w
今から活躍が楽しみですww
  1. 2007/12/24(月) 16:25:50 |
  2. URL |
  3. 時報の人 #u8HgeERI
  4. [ 編集]

No title

はじめましてm(__)m
常日頃から状態変化WIKIの発展を願っている名無しです(ん?
以前からここは見させて頂いてますが、コメントするのは初めてですね(汗
さて、今回のお話では・・・箱化・・・最高ですよ。イラストも素晴らしかったですが、今回はアオイちゃんが箱になっていく描写にとても興奮してしまいしたw
例えを使いながらの描写が非常に良かったです
しかしやはり、一人の少女が形を変えていく姿はまことに萌えますねw
これからイベラがレギュラーになるのかが気になりますね

では今宵はこれで失礼しますm(__)m
あ、今昼ですねorz
  1. 2007/12/25(火) 13:26:58 |
  2. URL |
  3. 有志の一人 #-
  4. [ 編集]

No title

6話お疲れ様ですww
毎度の事ながら楽しませて頂きましたよ^^、やはり少しずつ加工される様が目に余るものがありますね。
箱化されて魅力倍増(え?元々満点だってw)
すばらしいの一言ですww

自分も箱化した他の少女が見てみたい感じです^^
それとますます気になる九十九の容姿とミニゴーレム達w

あー、どうも最近ストーリー性を気にしすぎて箱化やらの場面が少ないですねー
何とかしないと
  1. 2007/12/26(水) 03:11:01 |
  2. URL |
  3. 秋葉冬月 #7KC0ZeVc
  4. [ 編集]

No title

どもー更新お疲れ様でーす。

ロウガのカイロのとこをみてると
前にDさんに送った自分のSSを思い出してしまってどうしても笑ってしまいました(笑

>九十九
もう言わずもがなです。私は人形好きなんです機械好きなんです。
もう悟りました。もう私の機械好きは止められ(ry

私もだんだんジョジョにはまってきましたよ。もう日常会話にも入ってきました。
おそらくもうすぐ単行本買い始めるでしょうね……
ああ…金が…

そんなこんなで今年もあとわずかですね~
むなしいのでもうこれ以上はいいません
では、良いお年を!!
  1. 2007/12/27(木) 21:32:37 |
  2. URL |
  3. senti #-
  4. [ 編集]

No title

>まるまる好きさん
こんばんわ~!コメントありがとうございます!
>ドズル中将ー!!やっぱ物量は大切ですな、はい
ビグ●ムなんか目じゃないさ!(ぉ
>にしても30㎝四方の箱とは・・・密入国とかキセルには便利(おい
おお、なんか想像するといいシチュだw
密輸入とかそこはかとなく危険な香りが…
それに、さらにモノ扱い感アップですな♪
>ロウガの可愛いところも見れましたし近頃は更新が本当楽しみですww
彼は狼の癖に寒がりなんですよww
狼って寒冷地の生き物なのになぁ…
>あ、あと・・・みんな初代TF好きなんだなぁ・・・いや本気で
トランスフォーム!ギゴガゴ!
ええ、大好きですよw
G1からビーストまでどんとこいって感じです♪(でもマイクロン以降はスーパーリンクのSP以外シラナイ
どうもありがとうございました!

>るりょうにけんさん
>はじめまして。流理 涼子です♪
あれ~?眼鏡曇ったかな?
冗談はさておき、モブキャラとしての出演協力ありがとうございましたw
>流理 涼子さん、いいですね~♪ きっとカワイイんでしょうね(オィオィw
かわいいですともw
きっとなんていわず、絶対ww保証しちゃいます♪
>さて、今回も緊迫したバトルが展開しましたね。
対峙したときの臨場感が出せるようがんばりました。
相手が悪魔だけに、文の雰囲気が負けてるとヘチョくなってしまうと思ったので
緊迫した雰囲気が伝わったようでよかったですw
>その中で我がヨメ…アオイちゃんは、やっぱり箱にされました♪
>可愛すぎるぞぉーーーーーっ!!♪
口から光出てません!?(大爆笑
>不安そうな表情に、強引に折り曲げられた身体。
>そして…膝と膝の隙間に見える…ピンクの何か~♪
変形系全般にいえますけど、こういうのってどういう体制にするかが悩みます
いかに体のパーツを無理無く収めるか!?
というか、こんな体制の時点で無理があるっていうのは禁句w
パン…もとい、ピンクの何かも位置に悩みましたww
>テイクアウトして、俺っちのPCデスクの上に飾りたいww
おお~でもかさばりますよ;
けっこう重いしうわなにすやめ(完
>さて、話を戻すと、さすがDさん、いや…Blue Blood さん。
>めんどくさいから、青さんw
青さんwwwなんか新鮮な呼ばれ方ですw
お好きな呼び方でOKですよ♪
>悪魔に関して詳しい(^^
昔、ちょちょ~っと興味がw
こういう神話系大好きなんですよ♪
魔族とかデーモンとかもうね、どんとこい(ぉ
>そして、来ましたね…九十九。
>どんな姿をしているのか?
プロフを上げましたw良かったらご覧くださいw
>特にミニゴーレムたち。
>どこかのサイトで、プチバ〇ルちゃんというのが登場しましたが、それに劣らず、カワイイ姿なんだろうと想像しておりますww
まだデザが固まりきってませんが…チピキャラなので可愛くしたいですw
期待していてください♪
>最後になりましたが、ご存知の通り、最近私も本格的に小説を書いてみました。
>自身が想像するよりも、シリアスでホラーぽい雰囲気になったのですが。
はい、最近楽しく見させていただきました。
シリアスでしたが決していつもの漫画に劣ってない出来でしたし、オチもあって本当に面白かったです♪
またいつか見せて欲しいです!がんばってください!
>では、次回…、なにかありそうな雰囲気で終わっておりますが、楽しみにしております♪
がんばります!
次回、襲い来るのは…なんでしょうね(ぉ
ではでは~

>時報の人さん
こんばんです!いつもコメントありがとうございます!
>おおおおお、いつもながら見事な描写です! だんだん押し込められていき、ただの四角い箱にされてしまったアオイたん…
賞賛どうもですw
だんだん~とされていくのってD自身も大好きなんですよ
やっぱり好きなことやってると気合も(当社比)3倍!
>その描写もさることながら、イラストがすばらしいの一言に尽きるっ!! 箱になっちゃってるのに、可愛さはそのまま…いえ、元よりも可愛いかもしれない箱型アオイたんww
>欲を言うなら、他の女の子たちの箱形化も拝見したかったッ!!
あドキ~(汗 確かに今回はその絵も欲しかったかもです
しか~し!
次回は!次回こそは大量のモブキャラ達も描くど~!待っていてくださいなw
>そして戻るときの『ポンッ!』という描写ももろにツボですww
>ギャグ平面化などでも、戻るときに飛びだして元に戻る…そのオモチャっぽさというか、シュールさがなかなか萌えるんですよねぇw
一瞬で戻るとき特有の、無意味な煙がいいw
ちょっと間の抜けた感じが絶妙のスパイスなんですよねw
>ストーリーも凝っておりますね、ロボスキーとしては松士院 九十九(たん?)&妹たちの活躍ぶりに惚れましたよw
>どんな外見なのか気になりますね、紹介イラストが公開されるのを楽しみにお待ちしておりますw
プロフィールだしました!そちらもどうぞ♪
>そして次回はチャットでお話しして頂いたアレがついに登場するのですか…w
>今から活躍が楽しみですww
ええ、奴がきますw乞うご期待~
ではでは~

>有志の一人さん
こんばんわ!こちらこそはじめましてm(__)m
>常日頃から状態変化WIKIの発展を願っている名無しです(ん?
おお!あのWikiですか!
あそこには時報さんの絵のSSがあったりなかなか好きなのです!
今後の発展に、可能であったなら微力ですが助力します!
>以前からここは見させて頂いてますが、コメントするのは初めてですね(汗
どうもwこうしてコメントしていただけてなお嬉しいです♪これからもよろしくです♪
>さて、今回のお話では・・・箱化・・・最高ですよ。
ありがとうございます!皆さんからの感想が何よりのエネルギー源♪
今回の箱化も気合入れただけあって、このように賞賛を受けると本当にグッっときますよ!
>しかしやはり、一人の少女が形を変えていく姿はまことに萌えますねw
それでこそ状態変化フェチ!
ガッシ!(握手
>これからイベラがレギュラーになるのかが気になりますね
う~ん、どうでしょう?
でも復活はするかもしれません。あのキャラ達も…あるいはw
>では今宵はこれで失礼しますm(__)m
重ね重ね、ありがとうございました!

>秋葉冬月さん
こんばんわ!毎度ありがとうございます!
>6話お疲れ様ですww
いえいえ、冬月さんこそ最近の更新お疲れ様ですよ♪
>毎度の事ながら楽しませて頂きましたよ^^、やはり少しずつ加工される様が目に余るものがありますね。
>箱化されて魅力倍増(え?元々満点だってw)
わ~い満点もらっちゃったwwありがとうございます♪
やっぱり過程って大事ですよね♪…とかいいつつ、元に戻すのは一瞬でしたがw
>自分も箱化した他の少女が見てみたい感じです^^
ぎくぅw次回をお楽しみに!(逃げ
>それとますます気になる九十九の容姿とミニゴーレム達w
九十九はプロフを出しましたが、ミニ達がまだなのね~ん
しばらくしたら出てきますんでもうちょいお待ちをw
>あー、どうも最近ストーリー性を気にしすぎて箱化やらの場面が少ないですねー
そんなことないですよ、冬月さんの状態変化も滞りなく素敵なモンですw
お互いがんばりましょう!では!

>sentiさん
こんばんわ~!毎度毎度ありがたいです!
>どもー更新お疲れ様でーす。
ども~♪
>ロウガのカイロのとこをみてると 前にDさんに送った自分のSSを思い出してしまってどうしても笑ってしまいました(笑
ぇぇ、実はロウガの寒がりってのはsentiさんの頂き物から派生した設定ですw
本来は無かったのですが、頂き物のロウガが可愛かったのでw
今更ながら、改めてありがとうございます♪
>九十九もう言わずもがなです。私は人形好きなんです機械好きなんです。 もう悟りました。もう私の機械好きは止められ(ry
あは☆好きなことになると本当にむちゅうになっちゃいますよね私達w
だ が そ れ が い い
>私もだんだんジョジョにはまってきましたよ。もう日常会話にも入ってきました。
>ああ…金が…
ジョジョはDのバイブルです(ぉ
でもお金には気をつけてくださいなwこればっかりはw
>そんなこんなで今年もあとわずかですね~
>では、良いお年を!!
来年もよろしくです!ではでは!
  1. 2007/12/30(日) 00:21:17 |
  2. URL |
  3. 究極のD@Blue+Blood #3k2uny7Q
  4. [ 編集]

No title

はじめまして。
僕はかわいい女の子が、固められるのが大好きです。アオイとおしゃべりでは、即座にアオイちゃんを石にしました。
Dさんは、本当に超天才です。
僕今回のシチュ結構好きです。アオイちゃんがだんだん箱にされる瞬間や、九十九の変身のときとても興奮しました。
話は、変わりますが一度でいいからアオイちゃんのチョコレート化見てみたい。
  1. 2008/02/10(日) 16:06:41 |
  2. URL |
  3. Dさん最高 #-
  4. [ 編集]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2008/02/11(月) 01:35:57 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

おいしい話ありがとうございます

ところで、イベルがパワーアップしたようです http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52410978.html
  1. 2010/12/17(金) 02:15:07 |
  2. URL |
  3. 山田 #JalddpaA
  4. [ 編集]

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  1. 2016/09/18(日) 12:55:04 |
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